本妙寺
日蓮宗 壽量山 本妙寺
大正4年、仙台孝勝寺貫首柘植日量上人が当地を訪れ、菊池家(屋号 久保田)より現在地の寄進を受け二間四面の小さな布教所を建立したのが当山の始まりです。その後、多くの信徒の拠り所となり大正12年に堂宇を拡張し本山孝勝寺別院・土澤立正教会となりました。
しかし昭和19年、4世守屋貫教上人(孝勝寺46世)5世工藤瑞導上人の相次ぐ遷化により荒廃の一途を辿りました。昭和22年壽量山本妙寺と寺号公称するも代務住職の為伽藍は荒れ果て、7世砂子田智裕上人が復興の決意を持って入寺した際には檀徒わずか10軒足らず、化け物寺と呼ばれる状態でした。
度々の改築でしのぐも手のつけられない状態になった伽藍を、日蓮大聖人立教750年の報恩事業で一新。檀信徒異体同心、本堂庫裡新築の大事業を10年の歳月をかけ円成し、平成16年春落慶致しました。